動脈瘤の新型コイル、再発を有意改善【米国心臓協会】
膨張ゲルの充填で再破裂予防
米国心臓協会(AHA)は2月11日、脳の破裂動脈瘤に挿入する新デバイス「ハイドロコイル」により、破裂動脈瘤の治癒に有意な改善の見られた研究を紹介した。国際脳卒中会議2015で発表された。
ハイドロコイルには、血液に触れると膨張し、動脈瘤への血流をブロックするハイドロゲルが付属する。本研究では、以前の臨床試験に登録されていた中程度の破裂動脈瘤のある患者288人(70%が女性、大半が55歳以下)のデータを解析、標準コイルに対するハイドロコイルの有効性を検討した。対象者をいずれかのデバイス治療に無作為に割り付け、15-18カ月後に脳画像検査を行い、動脈瘤の状態を確認した。その結果、標準コイル群の再発率は30%以上だったのに対し、ハイドロコイル群は20%未満と有意に低かった。
ハイドロコイルの転帰が標準コイルより良好だった理由として研究者は、「ゲルの膨張により、複雑でいびつな形の破裂動脈瘤の突出物や破裂部位の隙間が埋まることによるもの」と考察。その上で、「今後の試験では中程度の破裂動脈瘤患者の登録に重点を置き、同様の結果が得られれば、動脈瘤に対する臨床管理の変更が可能ではないか」と述べている。
http://newsroom.heart.org/news/new-device-improves-healing-of-some-ruptured-aneurysms
このコイル、自分でも積極的に使用しています。
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