「脳卒中治療ガイドライン(GL)2009」で、一過性脳虚血発作(TIA)の項目が新たに設けられ、「TIA発作を疑えば可及的速やかに発症機序を確定し、脳梗塞発症予防のための治療を直ちに開始しなくてはならない」とされました。本当にTIAであれば、5%の確率、すなわち20人に一人が48時間以内に本物の脳梗塞を発症すると言われています。
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初発TIA患者4,809例を対象に、ABCD²スコア別にその後の脳卒中発症リスクが検証され、スコアが高いほど脳卒中のリスクは高まり、特に6~7点の高リスク群では2日(48時間)後の脳卒中発症リスクが8.1%と非常に高いものであったことが報告されています(図)。TIAを疑った場合、迅速な評価、治療を実施するために、速やかに急性期の脳梗塞に対応できる施設にご紹介いただきたいと思います。
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