2014年12月25日木曜日

急性期血管内治療は有効か??MR CLEAN

今月のThe New England Journal of Medicineに急性期脳梗塞治療の論文が出ていました。
MR CLEAN(the Multicenter Randomized Clinical Trial of Endo- vascular Treatment for Acute Ischemic Stroke in the Netherlands)という研究で、発症6時間以内の前方循環(内頚動脈系)の近位部の閉塞、つまり内頚動脈、中大脳動脈(M1, M2)、前大脳動脈(A1, A2)の患者に対し、血管内治療と一般的な治療を比較しています。89%がtPA静注療法を行っています。90日後の状況を比較しています。血管内治療の有効性が示されなかったIMS-IIIとは違い、血管内治療はステント型の血栓回収デバイスが89%使用されています。90日後のmRS 0-2の予後良好例が血管内治療が32.6%、一般治療19.1%。死亡や症候性頭蓋内出血には差がなかった。( 2014 Dec 17 [Epub ahead of print]、フリーでPDFが見れます!)

実際に日々臨床でやっている印象と同じような結果がでた研究でした。
術前の脳梗塞の広がりはASPECTSで7-10が対象でした。症例選択が大切なのでしょう。
下の写真は我々の施設で取れた血栓です。

 


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