2025年4月14日月曜日

脳卒中発症予防としての糖尿病管理

 脳卒中の発症をさせないために、危険因子と呼ばれる高血圧、糖尿病、脂質異常症など普段からの管理が大切です。今回は脳卒中ガイドラインより糖尿病管理についてガイドラインを紹介します。以下のような推奨事項が挙げられています。

1)2型糖尿病では脳卒中を含めた心血管イベント抑制に食事療法、運動療法と合わせて薬物療法を行うよう勧められている(推奨度A,エビデンスレベル高)。

2)成人2型糖尿病における血糖コントロールおよび心血管イベントの抑制に、メトホルミンは第一選択薬として妥当である(推奨度B,エビデンスレベル中)。さらに血糖コントロール不良の場合には、glucagon-like peptide 1(GLP-1)受動態作動薬またはsodium-glucose cotransporter 2 (SGLT-2)阻害薬の投与は妥当である(推奨度B,エビデンスレベル中)。

3)2型糖尿病では、血圧や脂質異常症などの心血管リスク因子の厳格な管理が勧められる(推奨度A,エビデンスレベル中)。

糖尿病だけではなくいわゆる生活習慣病にたいし、食事療法は非常に大切です。良質な食事、禁煙、運動療法を厳格に守ることで心血管イベント発症率、死亡率が低かったなどの報告もあり、さらに食物繊維の豊富な炭水化物をとること、赤身肉を避けること、地中海風の食事が2型糖尿病の心血管イベントを抑制するといわれています。

【地中海料理とは?】地中海食とは、ギリシャやスペイン、イタリア、エジプトなどの地中海沿岸の国々で食されている伝統的な食事様式です。 厳密な決まりごとはありませんが、次のような特徴を備えている食事が地中海食とされています*1。 地中海沿岸地域では伝統的に赤身肉を食べる頻度が低く、地中海食は動物性たんぱく質が少なめです。 その一方、オリーブオイルや種実類が多く用いられるため、食事全体の脂質量は多めという特徴があります。

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